【タロット初心者向け】小アルカナの意味とは?【4つの世界を知ろう】

占い初心者「小アルカナって意味を理解しにくいんだよね。たくさんあるし。大アルカナの方がわかりやすかったな。

 

四大元素ってなんだろう?

古代の化学者たちは、世界は4つの元素からできていると考えていました。(四元素についてはこちら)プラトン・アリストテレスという名前を耳にしたことがありませんか?これらの化学者たちが、世界の成り立ちについて考えた時に唱えられた説です。

ちなみに、最初に世界は4つの要素でできていると唱えた人は、エンペドクレスというそうですよ。

四元素の考え方について、一番ヨーロッパで支持されたのは、アリストテレスの考えでした。
それは、

火、空気、水、土の4つを、「単純物体」と呼び、そのほかの物質はこれらの合成で構成されている。

という考えでした。タロットは、この4つの要素を取り入れて作られているんですね。ワンドは火・ソードは風・カップは水・ペンタクルは土を意味しています。タロットのクリエイターたちは、タロットカードに世界の成り立ちを著したかったのかもしれません。

この説は、18世紀から19世紀の間までヨーロッパで支持されていました。スピリチュアル的なタロットに関わる四大元素の出発点が、化学者によるものだったというのは興味深いですね。

四大元素(スート)の特徴

四大元素の特徴として、火、風の2つがどちらかといえば、地表から上に昇っていくものです。それに対し、水と地は、地表の下に沈んでいく傾向があります。
そのため、火と風は、外側に向かうものとみなされ、水と地は、内側に向かうものとみなされています。

ワンドのスートは火と、ソードのスートは風と関連づけられるのが一般的です。
ワンドとソードの数札は、上や外の動き(興奮、冒険、争い、旅、拡張、移住、出発)などを伴う、環境や感情の状態を表しています。

水と地は、下に向かう傾向にあって、内向性を持つ受容的な女らしさを備えているとみなされています。
カップのスートは、水と、コイン(ペンタクル)のスートは地と関連づけられています。カップとペンタクルの数札は、下や内への動き(熟考、迷走、喜び、悲しみ、癒し、祝祭、家族の幸福、到着など)を伴う、環境や感情の状態を表しています。

火(ワンド)ー精神、光り輝くエネルギー、憧れ

「憧れ、衝動、熱中、主導権、権力、行動、率直さ、閃き、自発性、活力、拡大、冒険、生殖力、自給自足、自由。牡羊座、獅子座、射手座」

風(ソード)ー知性、気体、思考

「コミュニケーション、アイデアの共有、知的好奇心、機敏な判断力、相互関係、橋渡し役、論理、きち、冷静で客観的な視点、機敏さ、狡猾さ、説得力、戦略、思考、言葉、知性。双子座、天秤座、水瓶座」

水(カップ)ー心、液体、感情

「感情、気分、感覚、感受性、直感、受容力、共感、面倒見がいい、親密さ、思いやり、神秘的状況、隠れた深み、全体性、精神性。蟹座、蠍座、魚座。」

地(ペンタクル)ー物質、固体、盤

「物質、資源、金銭、作品、肉体の喜び、建造物、具体的な成果、安全、安定性、明確な目標設定、現実的、分析的、組織的、忍耐強さ、確かな基盤、計画的、豊かな資源。牡牛座、乙女座、山羊座

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